“Hole in the View” BIEN × MARS89

2019年6月に開催された、芸術家BIENとミュージシャンMars89による2日間限定の企画展。
展示初日は、MARS89がロングセットによるライブDJプレイから始まり、幻想的かつ、重厚な音の侵略を体験しつつ、踊るという行為=外界への身体的な働きかけに着目。また会場内には、BIENによる物語を紡ぐための仕掛けが設けられていた。そこには、来場者によるフィジカルな参加が生み出す、破壊の痕跡を可視化させる狙いがある。そして、BIENはそれらの残留物を用いて、再生を暗示させるような制作への挑戦を展示の2日目にかけて試みた。
極めて短い時間で、異なる表現方法を軸に、瞬間的な変化が多発する同展は、起こりうる全て出来事を切れ目のない創作の循環へと収斂させる実験とも言える。そして、今回の展示が単なるコラボレーションという枠を超え、私たちの中に潜在的な知覚の力を呼び起こす機会へと昇華されることを願っている。

BIEN
1993年東京都生まれ、ドローイングを表現するアーティスト。ストリートカルチャーやアニメーションやフィギュアから影響を受けており、これらの文化の持つ様々な表現様式を受け継いだ抽象絵画制作やインスタレーションを展開。記号的な意味の解体と再構築を試みる。
2016年「Living,Daylights,Room」ANAGRA(東京)、2017年「SIDECORE-路・線・図-」Gallery TRAX(山梨)、2017年「Reborn-Art Festival」石巻(宮城)、2017年「新芸術祭2017 : 150年の孤独」いわき(福島)、2018年「WOOZY WIZARD」BLOCKHOUSE(東京)、2018年「理由なき反抗」ワタリウム美術館(東京)2019年「Count the Waves -Visualizing Invisibility-」東京藝術大学陳列館(東京)
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Mars89
東京を拠点にするDJ兼プロデューサー。2016年に初のEP作品、”East End Chaos” をカセットテープとZINEにて発表。2017年にはブリストルを拠点とするエクスペリメンタルダブレーベル、Bokeh Versionsから、8トラックEP “Lucid Dream”を発売。翌年には同レーベルから12インチヴァイナル”End of The Death”を発売する一方で、ファッションブランドUNDERCOVERの2018S/S、2019A/Wのショーミュージックも担当した。現在はブリストルのNoods RadioのレジデントDJを務めつつ、世界規模での活動を展開。
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GRIDIN’ Presents “Hole in the View” BIEN × MARS89
6/15(土)18:00-23:00
6/16(日)12:00-20:00
at Connect
Address B-3, 1-29-3, Higashi, Shibuya, Tokyo
東京都渋谷区東一丁目29番3号 B棟
※渋谷ブリッジ内マスタードホテル横

企画・運営:GRIDIN’
企画:越彩果(GRIDIN’)
キュレーション:長野魁斗(GRIDIN’)
映像:平林大河